急速に発達した低気圧の影響で、関東甲信と東北の太平洋側は14日、広範囲で雪となった。
東京都心など首都圏でも積雪があり、交通機関が混乱した。
気象庁によると、14日夕までの最大積雪は、山梨県富士河口湖町36センチ、埼玉県秩父市と福島市14センチ、横浜市13センチ、東京都心(大手町)8センチ、千葉市5センチなど。東京都心と横浜市は初雪だった。
■振り袖もびしょぬれに
急激に発達し暴風を伴う「爆弾低気圧」による大雪で大荒れとなった14日の関東地方。「成人の日」の祝日に重なったこともあり、多くのイベントに影響が出るなど各地で混乱が生じた。
東京都練馬区の「成人の日のつどい」が開かれた遊園地「としまえん」(同区)。傘を握りしめ、慣れない草履やげたで恐る恐る歩く新成人の姿が目立った。例年なら午前中から大勢がジェットコースターなどに乗って歓声を上げるが、この日は朝から多くのアトラクションが止まり、静かな園内となった。
式典は午後1時から無事に開かれ、出席者は約4千人と例年並み。区の担当者は「式自体はにぎわった」と胸をなで下ろしたが、「女性らの振り袖がびしょぬれになり、震えながら座っていたのが何とも気の毒だった」。
■高校サッカー決勝は19日に順延
東京・国立競技場(新宿区)では第91回全国高校サッカー選手権の決勝、鵬翔(宮崎)―京都橘が午後に予定されていたが、降雪のため19日に順延された。主催者によると、悪天候による決勝延期は初めて。
午前10時半ごろから大型スコップ100台以上を使って除雪作業が行われたものの、大会関係者は「除いてもすぐに積もってしまう」(大会関係者)とあきらめ顔だった。
一方、日本中央競馬会(JRA)の中山競馬(千葉県船橋市)は第5レース以降を中止。21日に「続行競馬」として実施するという。地方競馬やボートレース、競輪でも中止や順延が相次いだ。
羽田空港(東京都大田区)では、今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の出演者を機体に描いた全日空の特別塗装機の第1便が午後、伊丹空港へ向けて飛び立つ予定だったが、欠航となった。













































