ドキュメント南極観測44 アデリーペンギンその6

2012.06.27

 海中からジャンプ一番、氷上に戻るアデリーペンギン=南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 海水をベールのように引っ張ってジャンプ一番、氷上に戻るアデリーペンギン=南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 水中からジャンプ一番、結構な高さまで飛び上がって氷上に戻るアデリーペンギンは、まるで忍者のよう。陸にいるときの、酔っ払ったサラリーマンよろしく、ユーモラスでゆっくりとしたイメージとはうって変わり、機敏でスマートだ。

 水中での動きもスピーディーでカッコいい。

 水族館などで見た人も多いと思うが、まるで空を飛ぶように縦横無尽に泳ぎ回る。

 首とつま先をピンと伸ばし、極限まで抵抗を減らした姿勢で、フリッパーと呼ばれる羽で水をかく。

 「飛べない鳥」という烙印を押されている彼らだが、実は大海原の中を〝飛んでいる〟のではないだろうか。

 だとすると、氷に戻る瞬間は、ある意味「着陸」なのかもしれない。

 この瞬間を狙って、何時間も極地で粘った。

 簡単に撮れるものではなく、根気のいる取材だったが、彼らの動きを見ていると、空を飛べないストレスを発散しているようにも見えて面白かった。

 南の果てで躍動するアデリーペンギンの姿を紹介する。

(芹沢伸生)

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 南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 まるで水中から打ち上げたロケットのように姿を現したアデリーペンギン=南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

 南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影)

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    芹沢伸生

    芹沢伸生

     写真報道局編集委員。2010年11月から2011年3月まで、第52次南極観測隊に同行し14年ぶり2度目の南極取材へ出向いた。

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