冬は一面、黄金色に染まる美しさで知られた、宮城県石巻市の北上川河口に広がるヨシ原。東日本大震災の津波や地盤沈下で多くが水没したが、かつての風景を再生しようと、地元団体の呼び掛けで刈り取りや、保全に向けた「一口オーナー制度」が始まった。
北上川のヨシは、海水と淡水が混じる汽水域で育ち、硬くて丈夫なのが特徴。かやぶき屋根や土壁に利用されてきた。
河口約150ヘクタールに広がり、川面を渡る風がヨシと擦れ合う音が環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれた。
今月8日には、石巻市の民間団体「りあすの森」の呼び掛けで全国から集まったボランティア約20人がヨシの刈り取りを手伝った。同団体では今後もボランティアを募る予定。
ヨシ原維持などのため、一口オーナーの募集も始まった。1口1万円で、3千口が目標。詳細は「ヨシ原再生プロジェクト!」ホームページへ。
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