千葉県のJR久留里線で、100年前の開業当初から続いている「タブレット閉塞」という保安システムが3月16日に廃止される。
タブレット閉塞とはあらかじめ決められた区間の線路を走る列車に対して、タブレットと呼ばれる「通行証」を発行し、その通行証を持っている列車しかその区間を走れなくするシステムのこと。1つの区間につき通行証は1つしか発行されない決まりとなっていて、正面衝突事故などの危険性を回避できる仕組みだ。
JR東日本千葉支社によると、設備の老朽化や機械が故障した際の部品の取り寄せが困難になったため、3月17日のダイヤ改正に合わせて新しい保安システムに改新する。
同線では今秋、旧式のディーゼル車(キハ30形など)が順次引退する予定だ。沿線には、100年間続いた「タブレット」交換の光景をひと目見ようと多くの鉄道ファンが詰めかけている。(1月29日、桐原正道撮影)


































